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IBD専門外来(潰瘍性大腸炎・クローン病)

IBD専門外来(潰瘍性大腸炎・クローン病)

潰瘍性大腸炎とクローン病は、
炎症性腸疾患と呼ばれており、いずれも完治させることは難しく、難病に指定されている病気であります。

潰瘍性大腸炎とクローン病に共通する特徴として、

  1. いずれの病気も、良くなったり(寛解)、悪くなったり(再燃)を繰り返す
  2. ストレスが病気の発症に関与している
  3. 胃や腸の症状だけでなく、皮膚や目、関節の合併症を引き起こす
  4. きれいすぎる衛生環境である国で多い。
  5. 日本では、50年間、右肩上がりに増え続けている。

といった共通点があります。
難病指定されている病気ではありますが、決してまれな病気ではなく、潰瘍性大腸炎・クローン病ともに右肩上がりに増加しています。

以前から「下痢や腹痛を繰り返す」、「血便がたまにある」、「食べすぎたり、脂っこいものでお腹を下しやすい」といった症状があり、潰瘍性大腸炎やクローン病と診断されることは少なくありません。

潰瘍性大腸炎・クローン病は、適切な治療を施さない限り、症状が続いてしまいます。
さらに、未治療であることで、大腸がんや小腸がんのリスクを高めるため、早期発見と継続的な治療が必要になります。
そして、早期発見のためには大腸カメラ検査が必須となります。

潰瘍性大腸炎・クローン病は残念ながら完治することはありません。
一方で、適切な治療を続けていくことで、腸に炎症がない状態(寛解期)が長く持続し、日常生活にほとんど支障がない状態を数年〜10年以上、維持することも可能です。

当院では、
5-ASA製剤(アサコール®、ペンタサ®、リアルダ®、サラゾピリン®)といった5-ASA製剤、

ストロイド局所製剤(レクタブル®、プレドネマ®、ステロネマ®)による標準的治療以外に、



・ステロイド内服薬(コレチメント®、ゼンタコート®

・JAK阻害薬(ゼルヤンツ®、リンヴォック®

・アザチオプリン(アザニン®、イムラン®

・カロテグラストメチル(カログラ®

 

による寛解導入療法、寛解維持療法を行っています。

 

また、当院は炎症性腸疾患の診療を専門的に行う横浜市の中核病院・大学病院とも連携を密に取っています。
重症でコントロールが不良な場合や、すぐに入院が必要であると判断される場合、適切なタイミングで紹介させていただきます。

清潔な環境で、ストレスを多く伴う日本では、今後も潰瘍性大腸炎が増加していくことが予想されます。
私は難病指定医であるため、潰瘍性大腸炎やクローン病の難病申請を行うことが可能であり、専門的な治療も経験してきました。

当院では、潰瘍性大腸炎やクローン病が疑われる方・実際に病気をお持ちである患者様に対する専用の問診票を用意しております。

患者様の状態をしっかりと把握した上で、患者様一人ひとりの病態に合わせて診断・治療を行っています。
症状が続いていたり、少しでも気になることがあれば、専門科である当院へお気軽にご相談下さい。

難病情報センターより引用

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潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎とは、直腸から上のほう(口側)に炎症が連続的に広がっていく病気です。
10〜30歳代の若い人に発症することが多いですが、10歳代から高齢者まで幅広い年齢で発症します。

原因には、ストレスが大きく関与しており、そのほか、遺伝、食事(食習慣)、不規則な生活習慣、性格などがあり、さまざまな要因が発症に関与しています。

初期症状として、血便、粘液便(ねばねばした便)、下痢、腹痛、頻回のおならなどがあります。

潰瘍性大腸炎は炎症が持続するほど、大腸がんのリスクが高まることが知られており、早期の治療を介入が大切になります。
血便や下痢が繰り返して生じている場合、まずは消化器内科へ受診しましょう。

 

クローン病

クローン病は、口から肛門までのすべての消化管に炎症を起こす病気です。
10~20歳代の若者が発症することが多く、男女比は2:1と男性に多いという特徴があります。

原因にはストレス以外に、遺伝、タバコ、食事(食習慣)、不規則な生活習慣、性格などがあり、さまざまな要因が発症に関与しています。

初期症状は、腹痛、発熱、下痢、体重減少が典型的です。
「慢性的な下痢」として放置されているケースも多く認められます。
炎症が続くことで、腹痛や発熱を起こすだけではなく、さまざまな栄養の吸収が障害されて、栄養失調・体重減少を生じます。

また、痔瘻(じろう)、肛門周囲膿瘍といった肛門の病気を合併します。
腹痛、下痢、体重減少などでお困りの場合、まずは消化器内科へ受診しましょう。

 

当院の診療時間

ご予約は診療時間内で随時、受け付けております。
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08:00~13:00 - - - -
08:00~12:30 - - -
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休診日:
日曜(第1・3・5週)、月曜(第2・4週)、祝日

月曜日:隔週(第1・3・5週)
日曜日:隔週(第2・4週)


※当日予約の方の最終受付は診療終了30分前までです。
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院長 鈴木 謙一(Kenichi Suzuki)

この記事の執筆者

院長 鈴木 謙一

略歴・役職

  • 埼玉医科大学医学部 卒業
  • 昭和大学横浜市北部病院消化器センター 助教
  • 山梨赤十字病院 消化器内科 医長
  • 磯子中央病院 内科(消化器内科) 医長
  • 2024年 横浜ベイクォーター内科・消化器内視鏡クリニック 横浜駅院 開業

所属学会・資格

  • 日本消化器病学会認定 消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
  • 日本消化管学会認定 胃腸科専門医
  • 日本内科学会認定 認定内科医
  • 神奈川県横浜市指定 難病指定医
  • 日本ヘリコバクター学会認定 H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
  • 日本消化器内視鏡学会認定 上部消化管内視鏡スクリーニング認定医
  • 日本消化器内視鏡学会認定 大腸内視鏡スクリーニング認定医
  • 日本抗加齢(アンチエイジング)学会 会員
  • American Society for Gastrointestinal Endoscopy member
  • United European Gastroenrerology member